猫が後ろ足を引きずるのは病気のサイン!

猫が後ろ足を引きずるのは病気のサイン!

 

2019年6月29日、小樽王の様子がなんかおかしくて、

元気が無くてずっと寝たきりだし、やっと起きたと思ったら

後ろ足に力が入ってない感じで引きずりながら歩いてたから

気になってかかりつけの病院に行った所、痛み止め(ステロイド)を

処方されて1日様子を見てたんだけど、翌日も変わらず……

2次診療で「日本動物高度医療センター(JARMeC)」に行きました。

 

日本動物高度医療センター(JARMeC)

 

Japan Animal Referral Medical Center、略してJARMeC(ジャーメック)。

高度な疾病を治療するための2次診療専門の動物病院です。

(予約は、他の動物病院を通さないと出来ないです。)

 

 

大きな建物だけど、駐車場はそこまで広くないので注意!

(でも、近くにローソンがあるからそこに留めればOK?)

 

その近くのローソン前で小樽王の写真撮影しました↓

 

 

このキャリー、体重4kgまでって記載されてるんだけど、

実際はかなり丈夫だし、5kg近い小樽王でも問題なし。

てか、何より見た目がカッコいいから気に入ってますw

 

本文に進む前にちょっと補足

 

今回、たまたまだとは思うんだけど、担当医がハズレで……

・ 全くもって心が無い(機械的な対応だった)

・ 飼い主に対してのフォローが全くない(無神経な発言)

・ 早口すぎて何言ってんだか半分くらい聞き取れなかった

簡単な話、クソ野郎だったから内容的に不信に思うかもしれないけど

技術は最高峰だと思うし、他の先生はまとも(だと思う)です。

なので担当医との会話はあまり参考にしないで下さい(笑)

 

診察内容

 

担当医に症状を説明しつつ小樽王をキャリーから出して、

実際の足の動き(この時はもう後ろ足は全然動かせなかった)と

事前に用意してた家で小樽王が歩いてる様子を撮った動画

見てもらった所、すぐに病名が発覚!

 

猫って病院に行くと動かなくなる子が多いみたいでw

猫が動かない、歩き方が変、と感じたら家での様子を

動画を撮って持参すると話がスムーズに伝わります。

 

担当医:「あぁ、これはほぼ間違いなくニュロパチですね」(早口)

俺と親:「え?あ、えっと病名は……なんて?」

担当医:「ニュロパチです。後ろ足の症状を見てもほぼニュロパチだと思います。小さい頃、足を怪我したり、捻挫のような事が無かったですか?」(早口)

俺と親:「ん?ニュロ?パ?ってなんですか?」

(冗談抜きで早口すぎて聞き取れませんでしたw)

担当医:「ニュロパチはまだ明らかになってはいないんですが、免疫が自分の末梢神経を攻撃して破壊してしまう病気です。前例から見ても間違いないと思います。」(早口)

俺と親:「あぁ、そうなんですか。確かに生後半年くらいの時に捻挫みたいな感じで後ろ足をケガした事がありましたけど……で、今の小樽王の状態(後ろ足が動かず、移動はほぼ匍匐前進のような状態)は治せるんでしょうか?」

担当医:「この病気は進行性なので、これから悪くなる分にも今の状態より良くなる事はないです。」(早口)

俺と親:「あ……そうなんですか……」(ショックでパニック状態)

担当医:「とりあえず、ニュロパチだと思うけどまずは簡単な検査をします。その後に精密な検査に移ります。」(早口)

俺と親:「わかりました。お願いします。」

 

これ↑は、100%文字に起こしてるわけではないけど、

診察前の話の流れ的には、ざっくりこんな感じでした。

 

内心、とりあえず、「ニュロパチ」連呼やめろ。

ってか、そもそも早口で説明するのやめろって思った。

 

いきなり「良くなる事はない」って言われたのがショックすぎて

診察の待ち時間の間(2時間くらい)ずっとスマホで調べたけど

あまりこの病気の情報が出てこなかったんだよね……

(結局、あとで他の病院にかかってから理解しました。)

 

自己免疫性ニューロパチーとは

 

免疫反応が末梢神経に対して生じる事で発症する末梢神経障害の一種です。

自己免疫性は、体内の免疫細胞(自己抗体)が本来攻撃する必要のない

末梢神経を攻撃してしまう事から色んな機能不全が起こります。

呼び名が色々あってややこしい所ではあるんだけど、

基本的には、「末梢神経障害」=「ニューロパチー」らしい。

つまり、「自己免疫性ニューロパチー」=「自己免疫性末梢神経障害」

(人によっては、「ニューロパシー」って言うっぽいです。)

 

症状

 

初期症状は、後ろ足の麻痺、または、痙攣です。

他には、食欲低下、全身脱力、遊ばない、歩いてもすぐに止まる等です。

また、歩く時に踵が地面に付くのも症状の一つです。

この段階ですぐに「ニューロパチー」って分かれば良いけど、

一見、ただ足をケガした様に見えるので難しい所です。

 

酷くなると、後ろ足に全く力が入らなくなって歩けなくなり、

移動は前足のみを使った匍匐(ほふく)前進の様な状態になります。

もちろん、自力で歩けないから粗相をする場合も。

 

もし愛猫が後ろ足を引きずって歩いていたり、

後ろ足をかばう様な動きをした場合、注意が必要です。

 

最初の診察(触診)

 

最初の診察は、2時間程度で終わった感じ。

足の反応を触診でチェックして0~2段階で評価した所、

ほぼ間違いなく「ニューロパチー」と判断されました。

(ちなみに、前足は大丈夫だけど、後ろ足の反応がほぼ無かった)

 

レントゲンも撮ったけど骨に異常は無し。つまり、外傷性の可能性は低い

稀に腫瘍が出来てて神経が圧迫されるケースもあるみたいだけど

かなり珍しいケースみたいだから、これも可能性は低いと。

 

次の診察(筋電図)

 

後ろ足が麻痺してる事が分かったから、今度はどの部位の末梢神経が

攻撃を受けて機能が低下してるのかを筋電図で診てもらいました。

(検査に4時間ほどかかると言う事で、病院から一旦退出……)

 

結果、腿から下にかけての反応が悪かったみたいです。

ただ、踵付近の神経は微妙に反応があったから軽度らしい。

 

基本的には対処療法

 

100%死んでしまう病気ではないけど、一般的な治療法としては

ステロイドと免疫抑制剤を使用した対処療法しかないみたいで

自己免疫性の場合、一生ステロイドを飲む事になるらしいです。

(外傷性、腫瘍性などは一過性の病状だから完治する事もある)

 

診察当日は、薬を全て注射で小樽王に入れてもらいました。

すると、家に帰ってからフラつきながらも歩けるようになり

自力でトイレに行ったらしく大惨事が起きたわけなんだけど……

話が長くなるので、それはまた今度紹介します(笑)

 

で、翌日から、最初の1週間は多めに投与して様子を見るって事で

ステロイドを1日2錠、ビタミン剤1日2錠、抗生物質1錠を処方され

1週間後、再診してもらった所、ステロイドの量が半分になりました。

 

小樽王の担当医は最初、「良くならない」って言ってたけど、

最終的にはステロイドが効いてコロッと意見を捻じ曲げてきたw

料金

 

診察(触診と筋電図)と飲み薬を合わせて10万円近くかかりました。

追加でMRIの検査をすると、合計20万円以上かかる事もあるとか。

これを高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれだけど、

愛猫の為ならお金は惜しまない。それでこそ猫奴隷です。

 

今回、担当医がハズレだったから内心、納得できない所はある。

でも、筋電図とか普通の病院では出来ない検査なわけだし、

専門知識が無いと「ニューロパチー」って診断出来ない?から

まぁ、納得せざる負えないって感じだよね……(満足度は低め)

 

ニューロパチーは治る病気なのか?

 

結論から言うと、完治は難しいけど不可能ではないらしい。

でも、症状の度合いによっては前足の末梢神経もダメージを受けて

最終的には心臓とか肺もやられて短期間で死亡する場合もあるとか。

 

幹細胞治療の可能性

 

色々と調べた結果、動物医療の分野で幹細胞治療の取り組みが

近年、もの凄いスピードで増えてきてるそうです。

もし治るなら凄い事だし、ステロイドを飲まずに済むなら!

っと思って、7軒くらいに電話で質問してみたんだけど、

今の所、末梢神経は実例がないらしく微妙な反応でした。

 

自己免疫を整えるには

 

結論、「ニューロパチー」は末梢神経を攻撃してしまう

自己免疫に問題があって、自己免疫さえ治ってしまえば

以前と同じ状態に戻ります。ダメージを受けた末梢神経も

ビタミンBを大量摂取すれば基本的に回復するからね。

自己免疫を直すと言っても、決して免疫が低下してるわけではなく

免疫が本来の機能を果たさず、自分の細胞を攻撃してるのが問題。

要は、免疫を上げればOKって話じゃなくて、整える必要がある。

 

ホメオパシー医学(レメディ)

 

自己免疫を整えるやり方は色々あると思うんだけど……

親と同じ病院にかかってる獣医さんと知り合う機会があって、

ホメオパシー医学(レメディ)と呼ばれる物を推奨されました。

細かく話すとややこしいからここでの説明は省くけど、

体の持つ自己治癒システムを刺激して体のバランスを整える治療法です。

 

現在も小樽王はステロイドと併用しながら治療中だけど、

ステロイドの量を1/4まで減らす事が出来ています。

他にもサプリをあげて、小樽王の体に合ったフードに変えて、

生活の中でのストレスを極力減らす生活に切り替えました。

その結果、めちゃくちゃ元気になって走り回って遊んだり、

100%ではないけど、発病前に限りなく近い健康状態です。

 

オゾン療法

 

小動物の場合、注腸法(肛門からオゾンガスを注入)で

粘膜からオゾンを吸収させる事が多いみたいです。

 

 

小樽王も毎回注入してるけど、全然嫌がる素振りは見せないし

実際、猫自身には痛みも不快感もないらしいです。

ステロイドの量を減らしたい場合にオススメだとか。

 

鍼治療

 

小樽王の通っている病院の先生曰く、末梢神経の病気には

鍼治療がめちゃくちゃ有効らしいです。小樽王は毎回受けてるけど

その度に、もの凄く気持ち良さそうな顔してます(笑)

先生がガンガン鍼刺すから見てるこっちは不安になるけどw。

 

 

大体いつもこれくらい↓の本数は刺してる感じかな?

 

 

鍼治療が終わると、毎回、深呼吸?みたいな事をしてるし

本猫的には気持ち良いみたいで、いつもリラックスしてます。

 

 

で、鍼治療をした翌日、明らかに元気になって飛び回る!

これで逆にケガするんじゃないかって思うくらい(笑)

(この病院について知りたい人は、お問い合わせ下さい。)

 

最後に

 

今回学んだことは、「おかしいと思ったら即行動」です。

実際、今回の小樽王の件も病院から帰ってきて1日で判断、

即行動したけど、それでも二次診療の予約で時間がかかった。

っていう流れだから、どうしようもない場合もあるけどね……

 

やっぱり、病気に関していうと早期発見が一番重要な事で

相手は動物(しかも猫は病状を隠す)で何も言わないから

飼い主がそこをフォローする事は必要不可欠だと思います。

少しでも変だな?違和感あるな?って思ったら即病院へ!